NATURAL

「ゆがみ」を治して健康なからだに P A R T 2

2011.07.01

急に暑くなり、熱中症の話が連日、新聞やニュースで取り上げられ、注意を呼び掛けております。節電も必要ですが、命や健康より大切な節電はありません。無理のない節電を心がけ、熱中症予防をして下さい。前回に引き続きからだの「ゆがみ」についてお話しします。

 
私達の体は、約200個の骨から出来ていて、頭の先から手足の先まで全てつながっています。中でも重要なのが、体の要になっている骨盤であると考えます。骨盤には、上半身と下半身をつなぐ役割があり、骨盤がゆがむと全身にゆがみが連鎖してしまう可能性があります。骨盤は、仙骨とその左右にある2つの腸骨が、仙腸関節でつながって出来ています。特に仙骨の上に体の中心を通っている背骨が乗るため、全身の骨格バランスは仙骨の位置が重要であると言えます。

 
骨盤が体の土台だとすると、背骨は体の柱となります。体の中心にある背骨は体を支えたり、動かしたりする上で重要な役割を果たしています。背骨の中には、全身の知覚や運動をつかさどる脊髄(中枢神経)が通っているため、背骨がゆがむと全身の神経に影響が及ぶ可能性があります。背骨は1本の骨ではなく、椎骨(ついこつ)という24個の骨が積み木のように連結しています。背骨を横から見ると緩やかなS字カーブを描いていますが、これは、背骨にかかる負担を軽減し、姿勢のバランスをとる役割をしています。骨格は文字通り体を支える骨組みですが、一つ一つの骨そのものは固定されているわけではありません。骨とセットになっている、筋肉や腱、じん帯に支えられ、我々は生活をしています。ゆがみを治し、それを支える筋力を鍛えることが出来れば、さらに健康な体に近づきます。

 
健康で美しい体を作るのに必要な筋肉をしっかりつける筋トレ。適度に筋肉がつけば、基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。また、バランス良く引き締まったメリハリのある体を手に入れることが出来ます。さらに、体力もついて日常生活が自然に活発になり、太りにくくなるという好循環が生まれます。筋トレで筋肉をつけましょうと口で言うのは簡単ですが、ダンベルやマシンを用いた筋トレを習慣に出来る方は、どの位いるでしょうか?器具をそろえるのは大変だし、かといってジムに通うには時間もお金もかかるし、強い意志も私は苦手という方が多いのではないでしょうか。そこで、当院で動きが簡単で手軽に出来、しかも思い負荷をかけないので運動に慣れてない人や女性でも無理なく取り組めるトレーニングを紹介したいと思います。7月3日(日)10時~11時 竹虎接骨院内でセミナー&トレーニングを行います。参加希望者は、今すぐスタッフまで。

 

とら食堂 〜旬食材:とうもろこし〜

 

旬が7月~8月のとうもろこし。糖質が主成分で、野菜としてはエネルギーが高い。ほかに、タンパク質、ビタミン類、亜鉛や鉄などの微量元素を含みます。収穫直後から味が落ちはじめ、24時間経つと栄養価や甘みが半減するといわれるほど、鮮度が重要。劣化すると水分が蒸発するため、粒がペコッとへこむので、へこみのない、粒がぎっしりと揃ったものが、新鮮です。鮮度の良さは、ヒゲのみずみずしさでも判断できます。ヒゲ1本が粒1個とつながっているので、ふさふさしているものは粒もぎっしりしています。さらに、茶褐色のものは、よく熟した甘みの強いものと考えられます。芯の部分にはうまみがたっぷりあります。シチューやポトフには芯ごと入れると味に深みが出ますよ。

 
とうもろこしのリゾット
フライパンにバターを温め、玉ねぎを炒めます。そこに、お米と包丁でこそげ落とした、とうもろこしを加えて、お米が温かくなるまで炒めます。そこに、ブイヨン(または水)をひたひたになるまで加え、水分がなくなったら、足していく。お米に少し芯が残るまで加熱する。塩、コショウで味つけし、最後にたっぷりパルミジャーノチーズを加えるのがポイント。

 
とうもろこしのパンケーキ
包丁でこそげ落としたトウモロコシの生の実と、溶き卵、ふるった薄力粉、塩、こしょうを軽く混ぜる。フライパンにセラダ油とバターを入れて生地を流し入れ、両面色づくまで約焼く。お好みでカレー粉や、パルミジャーノチーズなどを加えてもおいしいです。

 

先月のエコキャップ

 
※皆さまからお預かりしたエコキャップは、当院が責任をもってNPO法人に送らせて頂きます。

 
※皆さまからお預かりしたエコキャップは、当院が責任をもってNPO法人に送らせて頂きます。
先月のエコキャップ回収数 5.0kg(約2000個)
当院でのエコキャップ回収累計 93.1kg(約35640個)
ワクチン(ポリオ)に替えらる累計 46.5個