NATURAL

News Letter No.84

2015.03.01

「治りたい力を引き出し続けて13年」

元気に生活してほしいという強い想い竹虎接骨院が3月で13年目を迎えました。これもひとえに皆様の支えがあってここまでやってこれました。最近はご紹介の方も増え、中川地区だけではなく、都筑区全域、青葉区からの来院者も多く見られるようになりました。これからも、来院頂くお一人お一人が健やかな日々を過ごせるお手伝いをさせて頂き、地域のみなさんに恩返しができるような院を目指していきます。私達は患者様ご自身の持っている「治りたい」という力を引き出し、機能を高める技術を持っています。患部を中心とした治療と患部の痛みの原因を見つけ、その原因を根本から改善する治療を行います。身体の不調や不安など痛いところがなくてもご相談下さい。症状に応じ、保険診療と総合診療を組み合わせて診療致します。「痛みを取る」その後を考える接骨院身体の痛みは人によって異なり、客観的に判断することは難しい。当院では、独自のペインスケール(痛みのものさし)を使って症状を判断し、プロスポーツ選手やトップアスリートも使用する治療器を組み合わせて施術する。機能を高める技術を最大限に発揮するためには十分なコミュニケーションと心と心の触れ合いを大切にしています。昨年から開催している無料の転倒予防教室や転ばない身体作りを学ぶ講座も今後区内全域で行う予定です。将来に向けて笑顔で挑戦される患者様と一緒に未来を描き、応援し続けたいと思います。

 

交通事故専門サイト

交通事故にあわれた患者様からは、施術対応と合わせて専門サイトでの情報もありがたいという声も多い。怪我をするのは一瞬で起こることだが、痛みや症状は自分が考えている以上に回復するのに時間がかかることが多いです。どんな小さな事故であっても専門医を受診し、適切な治療、施術を受けることをおすすめします。万が一事故に遭われた場合はまずはご相談下さい。

 

健康・医療フォーラム

大腸がんなどを経験された、ジャーナリストのまもなく75歳になる鳥越俊太郎さんが基調講演で、若さを維持するためのポイントや老いとの向き合い方を語りました。「高齢者になっていくと若さをどう保つかが一つのテーマになります。歳は取りますが、肉体と心の若さは一定の努力で、ある程度保てます。私は悟りました。老いは下半身からやってくる。私の母親は94歳ですが転倒骨折をして入院を繰り返しその後認知症になりました。現代人は歩かなくなりました。是非、機会を作って歩く。下半身の強化で老いを少し先に延ばすという事が出来るということが私の実感です。心の年齢も大事です。気持ちが老けこんでくると見た目も老けたなとなる。好奇心が薄れていけば段々心が老化していくのです。好奇心が18歳の頃と変わらず薄れていないので見た目も一定程度の若さを保てているわけです。
朝日新聞より

 

とら食堂

こんなごはん、あんなおやつ、皆さまのおすすめレシピも教えて下さいね。

 
MENU 牡蠣のチャウダー

 
材料 (4人分)
牡蠣…200g
じゃがいも…1個
ベーコン…2枚
人参…1/3本
玉ねぎ…1/2個
しいたけ…2個
薄力粉…大1
白ワイン…50cc
水…300cc
バター…10g 牛乳…400cc
塩・こしょう…各少々

 
作り方
①玉ねぎ、じゃがいも、ベーコンは1cmの角切り、人参、しいたけは7mmの角切りにする。
②牡蠣はたっぷりの塩水で洗い、水気をきっておく。
③鍋に牡蠣、白ワイン、水を入れて火にかけ、牡蠣がぷっくりしてきたら火を止めて、牡蠣は取り出しておく。
④別の鍋にバターを溶かし、玉ねぎを白っぽくなるまで炒め、ベーコン、じゃがいも、人参、しいたけも加えて炒める。薄力粉を加えて、弱火で粉っぽさがなくなるまで炒める。
⑤④の鍋に③の汁を加えて良く混ぜ、フツフツとしてきたら弱火で20分煮る。野菜が柔らかくなったら牛乳を加えて、10分程煮る。
⑥③で取り出しておいた牡蠣を加え、塩コショウで味を調える。

 

なかがわ耳鼻咽喉科 院長福元晃先生のコラム

微生物の多様性と喘息

 
アレルギー疾患の予防に関し各国で様々な研究が行われています。ヨーロッパでは、農場で育った子供は喘息とアレルギーの発症率が低いという報告がなされています。そのドイツ、スイス、オーストリア、ポーランドの5つの農村地域で約16,000人の児童を対象にして行われた調査をもとに環境中の微生物と喘息の関係を調べた研究があります。対象となった子供たちの部屋をランダムに選び、マットレスやその部屋の空気中から微生物を集め微生物の種類を調べています。すると、下のグラフのように、より農場に関連している環境、すなわち家族経営の農場でずっと過ごしている子供の環境中には、より多くの微生物種がみられ、また、そこで検出される微生物の種類の数が多くなるにつれて、喘息の発症率が低いという結果が得られたそうです(1)。

 

 
この研究では農場に住むか否かにかかわらず、多様な微生物にさらされることが、喘息の発症を予防するのではないかと述べています。一つのスーパー乳酸菌が効くというのもよいのかもしれませんが、微生物の多様性が重要というところが深いなあと思いました。

 
1) Ege MJ et al. Exposure to Environmental
Microorganisms and childhood Asthma. N Engl
J Med 2011;364:701-9