NATURAL
紅葉の秋
2008.10.01
紅葉の秋
暑かった暑かった夏も終わり、秋の訪れを感じようになりました。秋は少し物悲しい季節でもあるのですが、僕は結構好きです。生まれが10月だからでしょうか。「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」いろいろな秋の楽しみ方がありますが、今年、みなさんはどんな秋を楽しみますか?僕の今年の秋のテーマは「紅葉」です。長野県で生まれ育った僕にとって紅葉はごくごく当たり前の現象でした。家の窓から綺麗に色付いた山を見ることができたからです。今思えば、その光景は本当に美しかったと思います。こちらにきて3年、綺麗な紅葉に飢えてきてしまいました。何としても綺麗な紅葉が見たい!今年の秋は紅葉ハンターになろうと思います。しかしながら、あまり遠くには行けないので、近場で細々とめぐるつもりです…。
そこで気になるのが今年の見ごろ。紅葉は気温が低いと早まり、気温が高いと遅くなります。関東地方における9月の月平均気温は平年をかなり上回っているため、今年の関東地方における紅葉の見ごろは例年よりやや遅いか遅くなる見込み。東京、横浜、鎌倉などでの見ごろは11月30日以降になりそうです。待ち遠しいですね。
それでは、紅葉についてちょっと説明しましょう。紅葉は、一日の最低気温が10℃以下の日が続くと色づき始め、5℃以下になると一気に進むとされています。美しく色づくには「昼夜の気温差が大きい」「夏が暑く日照時間が長い」「夏に充分な雨が降る」「湿気がなく乾燥している」などの条件が必要で、夏暑く、結構雨が降った今年は、なかなかいい紅葉が期待できるかもしれませんね。ではなぜ紅葉するのか?紅葉には赤色に色付くもの(紅葉)、黄色に色付くもの(黄葉)、茶色に色付くもの(褐葉)があります。赤色は、「アントシアニン」によるもので、本来この色素は葉の中には存在しません。葉に蓄積した糖分と紫外線によって作られます。黄色は、「カロテノイド」によるものです。この色素はもともと葉の中に存在し、秋になり緑色の色素が無くなるとようやく日の目を見ることができるのです。茶色は黄色とほぼ同じ原理で、タンニン性の色素が目立ったりするものと、赤色のアントシアニンの生成が少なかったりする二つのパターンがあるようです。枯れているわけではないんですね。しかし、これだけ科学が進歩しても、紅葉の必要性はまだ解明されていません。なんのために木々は紅葉するのか、そんなことをいろいろ考えながら紅葉を眺めると、より神秘的な現象として見ることができるような気がします。
さて、どこの紅葉を見に行こうか。今一番見たいのは、神宮外苑の銀杏並木です。紅色のモミジ、黄色のブナ・カラマツは見たことがあるのですが、黄葉の銀杏並木は見た記憶がありません。ちょっとメジァーすぎますがぜひ行ってみたい!それも、朝早く行って、人のいない、秋の冷気の中で見てみたいです。国会議事堂前の銀杏並木も捨てがたい。そのほか、等々力渓谷、三渓園もいいようです。時間があれば高尾山にも行ってみたいな。今年の秋はなかなか忙しくなりそうです。もう、北海道の大雪山では紅葉が見ごろをむかえているようですよ。さぞかし綺麗なんでしょうね。北海道にいた頃の鮮やかな紅葉を思い出します。
骨粗鬆症予防に良い食材Part1 お豆腐
カルシウムが不足すると、骨密度が低下し、骨折や骨軟化症、骨粗鬆症を起こしやすくなります。そこで、カルシウムを多く含む食材を食べることが大切です。成人の一日に必要なカルシウムの摂取量は600gで、木綿豆腐なら1と2/3丁(500g)に含まれています。今回はカルシウムが比較的多く含まれるお豆腐を使った白和えを紹介します。
☆ 白あえ衣の材料
木綿豆腐…1/2丁 白ゴマ…大さじ1.1/2 薄口醤油…大さじ1/2 砂糖…大さじ1
塩…小さじ1/4
☆ 白あえ衣の作り方
①鍋で白ゴマを香りが出るまで煎った後、すり鉢で細かくなるまですりつぶし、薄口醤油、砂糖、塩を
加えて混ぜ合わせる。
(白ゴマを白練りゴマに変えて作ると、調味料と合わせるだけなので手軽です。)
②木綿豆腐をさらしに包み、上から重しをのせて30分以上置く。
③①のゴマと混ぜ合わせ、お好みの具を入れて混ぜ合わせる。