NATURAL

骨盤はキレイを支える縁の下の力持ち

2012.07.01

7月に入り、天候不順が続いておりますが、体調を崩さないようにお気をつけ下さい。梅雨が明け、気温が急に高くなると体の温度調節がうまくいかず、熱中症になりやすくなりますので、水分摂取、部屋の温度管理を心がけましょう。

 
正しい骨盤の7大メリット
①お腹がすっきり②足のラインがキレイに
③ヒップラインが上がる④お肌もツヤツヤ
⑤ぐっすり快眠⑥冷えやむくみも解消
⑦生理痛もラクに

 
美骨は骨盤から
骨盤は、上半身と下半身を支え体の要となる大事な骨のことです。体の土台となる骨盤が、歪むと体の全ての骨格が歪むことになります。その歪みを正そうとして全身のいたるところに無理が生じ色々な症状が出てしまうのです。

 
からだの歪みとはどんな状態?
怪我や障害などを持ったケースを除いて、簡単に言えば何らかの理由で全身の可動が正常に保たれていないことを一般的には歪みと言っています。それでは、どこで歪みを起こすかというと、骨盤と骨と骨とのつなぎ目である関節で発生するのです。歪みの発生箇所の一つに骨盤があります。骨盤の仙腸関節という部位は体のショックを和らげるような役割を持って可動しているのですが、体が歪んでいる人の多くは仙腸関節が問題となっていて可動を制約されているのです。体の中心にある仙腸関節のズレは、頭の重心を支える背骨を大きく歪ませ異常な姿勢を作るのです。この姿勢の狂いが、種々の不調を発生させてしまうのです。

 
バランスとは何か
スムーズに動く為にはバランスが崩れてはいけません。身体のバランスのとり方には、「骨格バランス」と「筋力バランス」があります。歩行や走行、各種動作は身体バランスの結集だと言えます。健康のための動作も、競い合う為の動作も、人間の骨格構造に適した姿勢・構えによる動作が望ましいでしょう。大事なことは、身体を支えるのは骨、骨格位置を調整するのは筋肉ということです。しかし、アスリートの中には筋肉で身体を支え、筋肉で骨格を調整しようとしている選手が多く、そういう選手は怪我が多くなると考えられます。

 
腰割の進化形「イチローの肩入れ」
イチロー選手がバッターボックスに入る前に「腰割り」をやっている姿はよく映像で流れ、広く知られています。しっかりと股関節が開き、スネが垂直に立ち、太腿が水平になり、足の構えが長方形の形となり、あれこそまさに見事な腰割りです。イチロー選手の場合は、その見事な腰割りの姿勢から、ゆっくりと左右の肩を交互に入れていく動作を行います。この動作を繰り返すだけでも自分で出来る歪みの調整エクササイズとなります。大人のラジオ体操も歪みの調整に有効です。

 

とら食堂 〜にんじん〜

 

前回に続いて、フィトケミカルが豊富な野菜の紹介です。カロテンは、αーカロテン、βーカロテン、y-カロテンなどがあります。体の中でビタミンAとして吸収されます。とくに、βーカロテンは、にんじんに多く含まれており体の中で必要に応じてビタミンAに変換されて吸収される為、プロビタミンAとも呼ばれています。自然界に500種類以上が知られている橙色や黄色の色素をカロテノイドと呼びますが、その代表がにんじんに含まれるβ-カロテンです。にんじんの色素は、carotene(カロテン)です。英語では、にんじんのことをキャロットといいますがその語源は「カロテン」なんだそうです。

 
にんじんのきんぴら
今、はやりの醤油麹で味付けしました。にんじんとオレンジのサラダオレンジ果汁と、レモン果汁、塩、コショウ、オリーブ油。ドライクランベリーを入れました。

 
にんじんとタイ風サラダ
ナンプラー、砂糖、にんにくのみじん切り、ピーナッツで和えました。