NATURAL
News Letter No.125
2018.08.17
7/9(日)横浜市営地下鉄の「岸根公園」から徒歩5分の所にある神奈川県立武道館で第37回神奈川県柔道整復師会支部対抗柔道大会が行われ、竹虎接骨院から私、嶋田が出場しました。結果は昨年と同じ団体3位でした。初戦は3年に1回あるかないかの大外刈りで一本勝ちをする事が出来ましたが、準決勝で投げられはしなかったですが反則ポイントを取られてしまい負けてしまいました。敗因は相手の返し技を恐れ前に出る(攻める姿勢)事を躊躇してしまい途中防御に回ってしまったことだと思います。攻撃は最大の防御。来年に向けて新たな課題ができました。対戦させて頂いた選手の方々、応援して下さった方々、応援にかけつけて下さった方々、本当にありがとうございます。来年こそは必ず優勝します。また応援よろしくお願いします。
「最強の野菜スープ」の著者である前田浩先生は運動がもたらす効果を抗ガン剤や降圧剤に劣らないものだと紹介しています。
適度な運動は薬!活性酸素に負けない強い心身になる
がんや高血圧、糖尿病のリスクが下がるがんを予防する方法についてたずねられたら、私は、まっさきに野菜スープをお勧めします。その次にお勧めするのが運動です。講演でも「是非、体を動かしてください」といつもお話しています。運動がもたらす病気の予防効果については、多くの研究で実証されています。特に健康への効果が高いのが、酸素を取り入れながら行う有酸素運動です。有酸素運動をする人ほど、がん、高血圧、糖尿病の発症リスクも低下しています。これらの低下率が、降圧剤や制がん剤の有効性と比べても劣りません。「運動は薬!」といっても過言ではないのです。死亡率も心肺機能が高いほど低くなっています。心肺機能とは、血液を全身に循環させる心臓の働きと、酸素を取り入れる肺の働きを指します。心臓と肺の働きが高くなると、血液循環が良好になり、内臓の働きが向上し、免疫力が高まります。病気に対する抵抗力もついて、たとえ病気にかかっても重篤な状態に至らずにすみます。心肺機能を高めるには、ウォーキング、水泳、ヨガ、太極拳などの有酸素運動が有効です。筋力を強化するには、筋肉に抵抗をかけるダンベル体操やスクワットなどが有効です。筋肉が強化されると持久力がつき、疲れにくくなります。運動を習慣づけると姿勢が良くなり、身のこなしも軽くなり、太りにくくなるなど体を若々しく保つことができます。※参考文献「最強の野菜スープ」
とら食堂
こんなごはん、あんなおやつ、皆さまのおすすめレシピも教えて下さいね。
とうもろこしとサラミご飯
材料(4人分)
とうもろこし…1本
サラミ…10枚
作り方
①お米は洗って1時間以上浸水させる。
②とうもろこしは、実をそぐ。1/2分の芯を取っておく。
③サラミは、4等分に切る。
④鍋に①の水気を切ったお米、②のとうもろこし、③のサラミを、オリーブ油、塩、水を加えてさっと混ぜる。一番上に②で残しておいたとうもろこしの芯を乗せる。(芯から甘みが出ます)
⑤ふたをして中火にカけ、沸騰したら弱火にして10分。火を止め10分蒸らす。
⑥こしょうを適量振り全体に混ぜる。
なかがわ耳鼻咽喉科 院長福元晃先生のコラム
シェーグレン症候群
シェーグレン症候群という病気をご存知でしょうか?口が渇いて乾いた食べ物が食べづらい、口が渇くので夜も一晩中水を飲まなければならない、目が渇いてコンタクトが入れづらいといった口の渇きや目のかわき、また、だるさ、関節の痛みなどが生じる病気です(1)、(2)。特に50代の女性に多いといわれています。自己免疫疾患の一つで、唾液腺―唾液を作る臓器や涙腺―涙を作る臓器に免疫細胞が集まり、徐々に壊されていきます。そのため唾液が減り口が渇いたり、涙が減り目が渇いたりします。耳鼻科では口が渇いたり、耳下腺といって耳の下にある唾液を作る臓器、おたふくでも腫れるところですが、そこが炎症を起こして何度も腫れたりすることで患者さんはいらっしゃいます。残念ながら根本的な治療はなく、口の渇きには唾液分泌を促す薬、目の渇きにはドライアイを改善する目薬などで、それぞれの症状に対応していきます。診断には唾液の分泌量や涙の分泌量を測ったり、血液検査で抗SS-A抗体などの自己抗体を測ったりします。それでも診断がつきづらい場合は小唾液腺生検といって、口唇の裏側にある小さな唾液腺を取らせていただき診断に至ることもあります。シェーグレン症候群は関節痛、皮膚症状など全身の臓器に症状が広がることがあるので、口や目が渇くことで生活に支障がある、耳の下がよく腫れるという場合は1度受診してみてください。診断がついたら基本的には治療は内科の先生にお願いします。
1. Mariette X et al. Primary sjögren’s syndrome.N Engl J Med 2018;378:931-9.2. 厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業自己免疫疾患に関する調査研究班(研究代表者:住田孝之)編. シェーグレン症候群診療ガイドライン2017年版, 診断と治療社, 2017.