例年に比べ、今年の寒さは非常に厳しいです。この寒さと乾燥により、最近ではインフルエンザやマイコプラズマ肺炎といった重症化すると命をも脅かす感染症が流行し始めています。くれぐれも、体を冷やさず、保湿をし、マスクや手洗いの励行をして、予防を徹底して、体調を崩さないようお体をご自愛下さい。お知らせです。３月１日より、水曜日の午後も診療を行います。診療時間の変更は、近々お知らせします。

 
（１）ご報告です。１月１５日（日）に第二回竹友の会餅つき大会が盛大に行われました。１００人分用意した容器が、あっという間になくなり、途中で買いに行く非常事態となりました。恒例となった豚汁は大好評で、特に子供達はお替わりをしに来る程でした。子供達も杵を持ち、餅つきの体験が出来、自分がついた餅をおいしそうに食べている姿が目立ちました。沢山の方々に来て頂き、本当にありがとうございました。昨年以上に景気の動向が心配されていますが、元気で粘り強く、今年一年が良い年となりますようにお祈りいたします。

 
（２）私達は、特に病気でもなければひとまず健康かなと考えがちです。特に自覚症状があるわけでもないし、医者に診てもらう程の病気じゃないけど体調が優れないという方はとても多いと思います。こういう病気ではないけど、健康でもないという状態を東洋医学では“未病”とよびます。西洋医学では病気や症状が明確になっている場合に対症療法（病気や症状そのものに対する投薬や外科処置）で治療します。当院では、この両方の考えを融合させ治療を行っています。病気にならない身体を作る方法として、体を温めることが有名です。体を冷やすと細胞一つ一つの活動が低下し様々な病気や症状を引き起こします。また、怪我の回復が遅い事にも影響します。様々な症状なども、細胞を活性化することで自然治癒する事も可能です。そこで、当院の提案として、「光温浴」がおすすめです。「光温浴」とは、人工の太陽光で１９０３年にノーベル生理学医学賞を受賞した技術を応用しており、現在でも医療機関で研究や臨床が行われている安全で信頼できる療法です。この治療器と技術を導入し、皆さまの健康に役立てたいと考えています。「光温浴」は、病気を治す治療法ではありません。免疫力、自然治癒力を高める為に、細胞の活性化を促し正常な状態に戻すことの出来る身体を作ります。衰えた細胞を活性化してあげることで信じられないほど体が元気を取り戻しケガの回復も早める事が可能となります。特に体が冷えていると感じている方、疲れがなかなか取れない方などにもおすすめです。この技術を応用してダイエットや不妊、婦人科系の症状の改善にも使われています。

とら食堂　〜旬食材「カリフラワー」〜

カリフラワーは、野生キャベツの改良種のひとつで、ブロッコーリと同じ仲間。花野菜という呼び名もあります。旬は、10月～4月です。茹でる時に、お酢を少し入れて茹でると、白く茹であがります。カリフラワーは、淡色野菜なのに、ビタミンCが豊富に含まれ、淡色野菜の中ではトップクラスです。カリフラワーに含まれるビタミンCは加熱による損失が少ないので、茹でてもOK！ビタミンCには抗酸化作用があって、風邪やガンの予防に効果的なほか、シミやそばかすなどを防ぎ美肌効果もあります。血液をサラサラにして血管をしなやかに保ちます。イソチアシアネートというイオウ化合物もカリフラワーには含まれています。イオウ化合物は、血液をサラサラにしたり、コレステロール値や中性脂肪値、血糖値を正常にコントロールする働きがあります。発ガン抑制作用ももっています。また、食物繊維も豊富です。カリウムも多く含まれますので、コレステロールや血圧の低下に効果的な野菜です。

 
カリフラワーと茹で卵のグラタン
固く茹でたカリフラワーに塩コショウをし、１ｃｍ幅に切った茹で卵とホワイトソースをかけ、グリエールチーズをのせて、オーブンで焼き色がつくまで焼きましょう。

 
カリフラワーとセロリーの甘酢漬け
カリフラワー1/2個を固く茹でます。セロリは筋をとって乱切り。小鍋に、酢100cc、砂糖大さじ２、塩小さじ1/2、赤唐辛子を入れて、沸かして砂糖が溶けたら、カリフラワーとセロリを漬けます。

 
カリフラワーのスープ
バター、白ネギ、小麦粉を茹でてスープストーークを加えて煮た中に、茹でたカリフラワーを加え、少し煮たら、ピューレにします。牛乳と生クリーム塩コショウを最後に加えて出来上がり。