NATURAL
News Letter No.65
2013.08.01
交通事故専門治療
レジャーなどの過労運転や、開放感による危険な運転により、夏は交通事故の発生が多い季節です。交通事故を原因として怪我をされる大部分の方がいわゆる「むちうち症」と呼ばれる頚部の症状を訴えています。「むちうち症」は、主に自動車の追突、衝突、急停車等によって首がムチのようにしなったために起こる症状を総称したものです。むちうち症全体の70~80%を占めているとされているのが、「頚椎捻挫型」です。頚椎の周りの筋肉や靭帯などの軟部組織の損傷により、主に①首や肩の痛み②頭痛③腕や指のしびれ④体のだるさ、重量感⑤集中力の低下などの症状を訴える方が多いです。特に女性は、筋量が少なく首が細いため、むちうち症を起こした場合、症状が強くなるケースが多く見られます。また、事故直後はその興奮と緊張で痛みを感じる事が少なく翌日~数日後に症状が現れ来院する患者さんも多いです。ムチウチ症の中の頚椎捻挫は、適切な手当をすれば症状は改善致します。軟部組織の施術の専門家である柔道整復師の施術で健康と笑顔の生活を取り戻して下さい。
竹虎接骨院院長 牧野竹虎
「むち打ち症」と「脳脊髄液減少症」の関係
「むち打ち損傷」の最新治療のトピックスとして、難治で長期に亘る「むち打ち症」の中に脳神経外科領域の「脳脊髄液減少症」との関連が看過できないという報告がなされています。「脳脊髄液減少症」とは、一般的に想像されているよりもいとも簡単に、「むち打ち損傷」などの頚椎や腰椎への軽微な外傷で硬膜にピンホール状の穴が開き、脳室および中枢神経系を囲む閉鎖空間を満たす髄液がそこから漏れ、浮遊している脳が降下して頑固な神経症状を呈する疾病です。より特徴的なのは、横になって寝ていると症状が軽減
しますが、起立位で脳が重力で下降すると顕著な症状が出現するということです。「むち打ち損傷」が難治で難渋している患者さんに対し、直ぐに「精神的なもの」や「心気的なもの」だとか断定せずに、脳神経外科を紹介し、診療していただくとよい結果が得られる事もあります。現在、子供達は楽しい夏休みです。交通事故に遭わないように地域の皆様であたたかく見守って頂きますようご協力をお願い致します。
とら食堂
こんなごはん、あんなおやつ、皆さまのおすすめレシピも教えて下さいね。
MENU とうもろこしとクレソンのかき揚げ
材料
クレソン…1/2袋
とうもろこし…1本
天ぷら衣(作りやすい量)
卵黄…1個
水…250CC
小麦粉…150g
作り方
① クレソンは、1CM長さに切る。とうもろこしは、包丁で粒をはずす。
②衣は、混ぜておく。
③クレソンととうもろこしを合わせて、小麦粉をひとふりして、軽く混ぜる。
④天ぷらの衣を少しずつ入れる。やっとまとまる位まで入れる。
⑤170℃~180℃の油の中にスプーンで滑らせて落とし、カリッと揚げる。とうもろこしの甘みが引き立つかき揚げです。クレソンの代わりに、枝豆や、いんげん、青シソなどの夏野菜にしてもおいしいですよ。
なかがわ耳鼻咽喉科 院長福元晃先生のコラム
音と味の共感覚
共感覚といって、例えばある音を聞くと、音だけでなく、同時に色も感じるという方がいらっしゃいます。Natureという雑誌に載っていたのですが、ある音楽家の方は音のインターバル(音程)に味覚を感じるそうです。
短2度 酸味
長2度 苦味
短3度 塩味
長3度 甘味
4度 (刈られた草のイメージ)
三全音(tritone) (むかむかする)
5度 純水
短6度 クリーム
長6度 低脂肪クリーム
短7度 苦味
長7度 酸味
オクターブ 味覚なし
鼓膜の奥には鼓索神経という味覚の神経が走っています。
なんでこんなところにあるのだろうといつも不思議に思うのですが興味深い記事でした。