NATURAL
News Letter No.79
2014.10.01
「転倒予防のコツ」伝授教室
中川西地区センターにて9月27日(土)「転倒予防のコツ」伝授教室を行いました。2回目となりました今回は、20名の方が参加され、座学のほか足指力測定や簡単な運動などで転ばない体づくりを行いました。今回運動では、「フェルデンクライス・メソッド」を行いました。フェルデンクライス・メソッドとは、簡単な動きをとおした神経回路のチューニングのことで、
・動きを通して学び、人間としての可能性をひらく身体訓練法です。
・幼いころの飛躍的な発達をささえた脳・神経回路の学習システムに働きかけて、“立つ”“歩く”“走る”を、重力を調和したハイレベルなものへと改善。
・レッスンで学ぶ気持ちよく効率よい動作感覚で、脳をめぐる神経回路を再構築し、習慣に捕らわれていた動作パターンを改善し、ひとりひとりの脳の動き、すなわち思考・感覚・感情までにも影響を与えて、より自由に行動できる自己イメージの創出をはかります。
・無駄な緊張や努力感のない自由自在のパフォーマンスを実現する欧米で注目のボディ・ワーク。
今回参加された方々からは、良い運動を学べて良かったとの声が多かったです。今回参加されなかった方、ぜひ次回は参加して転倒予防のコツを学びましょう!
タウンニュースに掲載されました!
とら食堂
こんなごはん、あんなおやつ、皆さまのおすすめレシピも教えて下さいね。
MENU 芋煮
材料 (6人分)
牛肉…400g
玉こんにゃく…1袋
里芋…700g
ネギ…1本
しめじ…1パック
舞茸…1パック
調味料
酒、醤油、砂糖
作り方
①里芋は食べやすい大きさに切る。お鍋にたっぷりの水を入れ、里芋を加え、火にかける。沸騰してきたら、一回お湯を捨てる。
②大きなお鍋に①とたっぷりの水を加え、もう一度火にかける。湧いてきたら、食べやすい大きさに切った牛肉を加える。こんにゃく、しめじ、舞茸を加える。
③里芋が柔らかくなったら、砂糖、酒、しょうゆを加える。砂糖はなるべく多めに加える。酒はお鍋を一回りする位加える。味は、「関東風のすき焼きを鍋にしたような感じ」
④最後にネギを加えて出来上がり。
なかがわ耳鼻咽喉科 院長福元晃先生のコラム
発熱とアレルギー
乳幼児期に風邪などの感染症で熱が出ることで、後のアレルギーや喘息の発症を予防することができるのかという、少し変わった研究があります(1)。835名の子供を対象に、誕生から2歳までの間に生じた発熱の回数、またその発熱の程度を調査し、その子たちが6~7歳になったときのアレルギーや喘息の状態を専門家が評価したというものです。両親の喘息やアレルギーの有無、喫煙や母乳栄養の有無などの条件の違いを基に修正すると、とくに生後7~12カ月の間で発熱が起きると、その回数が増えるにつれて6~7歳の時点でのアレルギー、喘息を生じる可能性を減らしたとのことでした。また生後13カ月から18カ月の間の発熱は、その回数が増えるにつれて6~7歳の時点での喘息を生じる可能性を減らすということでした。発熱の程度に関しても、38℃以上からその予防効果がみられ、発熱の程度が強くなるにつれて予防効果も高くなったようです。著者らは発熱を生じる時期と程度が重要なのだろうと述べています。なかなか興味深い論文だと思いました。
(1) Williams LK et al.
Timing and intensity of early fevers and the development of allergies and asthma. J Allergy Clin Immunol 2005; 116: 102-8