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花粉症と食事
2019.04.04
現在、日本人のほとんどの方が花粉症に悩まされており、2月中旬から4月下旬(ひどい方はヒノキもありさらに続く)の間は、
滝のように鼻からスーッと鼻水が止まらず、車の運転中事故を起こすんじゃないかと思うほどのくしゃみを連発し、目玉を取り出して洗いたくなるぐらいの痒さに襲われ、憂鬱過ぎる春を迎えているのではないかと思われます。
花粉症は鼻や喉や目に入ってきた花粉を体外に出そうと体の免疫が働き各部位で過剰炎症を起こします。
耳鼻科に今年になってから薬をもらいに行き、万全に準備をした方が症状を抑えられますが、抑えられない方もたくさんいるようです。
ですが、ほとんどの方が花粉症の症状に悩まされておりと記しましたが、花粉症の症状が出てない方もいます。
花粉飛散量は変わらないのにも関わらず、なぜ出る人と出ない人がいるのであろうか?
もちろん元々の体質というものもあるのですが、原因の一つとして食事が大きく関わっています。
食事中あるものを変えると花粉症の症状を軽減させる可能性があると言われています。
それは・・・
油!!!!!です。
私たちは普段の食生活で様々な油(脂肪分)を摂取しています。
一見油と聞くとあまり良くないイメージがあると思われますが、人間が生きる為に必須の栄養素として重要な役割を担っています。
油には大きく分けて3つあり、
オメガ3系
→アマニ油、えごま油
オメガ6系
→サラダ油、ゴマ油、大豆油
オメガ9系
→オリーブ油、キャノーラ油
があります。
理想の摂取量としては、オメガ6系、9系を3に対してオメガ3系を1にして3:1か2:1の割合で摂取するのが一番理想的と言われております。
ですが、現代人の摂取の割合は50:1の割合でオメガ6系を過剰摂取していてオメガ3系を摂取不足の傾向になっているようです。
ではなぜオメガ6系を過剰摂取するとあまり良くないのかと言いますと、
オメガ6系の作用が炎症症状増加、血管収縮があるからなのです。
逆にオメガ3系の作用は炎症症状減少、血管拡張でオメガ6系の逆の作用になります。
ではこれを知った上でもう一度・・・
現代人の油の摂取量はオメガ6系が50の割合でオメガ3系が1の割合です・・・
そうなんです!過剰炎症しっぱなしで、炎症を抑える栄養分が全く足りてないのです!!
なので花粉症の症状が治まらず辛い毎日が続いてしまうのです。
もちろんこの食事だけではないのかもしれないですが、多くの方がこの事に該当すると思われます。
まず二週間、毎日一日一回大さじ一杯のオメガ3系の油を摂取してみてください。
症状が無くなる方もいますし、無くならない方も軽減していくと思いますので、是非試してみてください。
参照元:油のトリセツ
※オメガ3系は青魚にも多く含まれています。→サンマ、サバ、イワシなど