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打撲
2019.01.22
打撲。痛いですよね(笑)
打撲は一番人体に一点へのエネルギーが集中し、痛みのレベルも高い怪我です。
打撲の定義、「皮膚に傷口がなく、主に皮下組織が損傷したもの」を打撲といいます。
打撲の主症状は痛み、腫れ、皮下出血(内出血)などで外力の大きさや加わる部位により内部組織や臓器に損傷が生じていることがあり、
皮下組織の損傷により組織内の出血が起こり、皮膚の変色が生じます。
内出血を起こすと最初青色になりそこから紫色になり少しずつ重力によって下方向(足の方向へ)に広がっていきます。
そして紫色から黄色に変わっていき黄色から普段の肌の色に変わっていくのです。
損傷し漏れ出した内出血は最終的に体に吸収されるという事になります。
処置、治療は捻挫と同様でPRICES処置をしていきます。(捻挫よりも外力のエネルギーが強い為、痛みが引きづらい傾向です。)
→PRICES処置
予後は比較的、再受傷などしなければ良好ですが、※区画症候群や※外傷性骨化性筋炎などが起きる場合があり注意が必要です。
※区画症候群→上肢または下肢の筋肉、血管、神経、骨、筋膜によって閉鎖された空間で炎症物質や内出血で内圧が髙まった状態。
内圧が上昇して循環障害を起こし神経障害や筋壊死を起こす事もある。
※外傷性骨化性筋炎→骨や関節周囲の軟部組織に外傷などの強い刺激が加わって起こる異常骨化現象。
骨化した部分は基本手術適応。
皆さんが日常生活の中で起こす打撲は一般的には怪我をしてそのまま放っておけば良くなるパターンが多いかもしれませんが、
強力な外力によっての打撲、繰り返しの打撲により上記の事が起きる場合もあるというこうとを知っておいて頂きたいです。
接骨院は打撲も治療できるところなので、もし打撲をし痛みをどうにかしたいという方はぜひ当院にお問い合わせください。