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椎間板ヘルニア??

2019.07.27

椎間板ヘルニア(ヘルニア=飛び出す)は腰椎の間が狭くなり神経を圧迫したり椎間板自体が逸脱し神経に触れてしまい、

 

 

腰の痛みから片方のお尻、太もも、ふくらはぎにかけてシビレや痛みが発生する事が多くあります。

 

 

ですが、本当にそれだけで痛みやシビレが出るのでしょうか、とも言われています。

 

 

もし本当に腰椎の間が狭くなり骨で神経を圧迫したり、逸脱した椎間板で圧迫してたりしていたらどんな時でもどの体勢になってもシビレが出るはずです。

 

 

そして、神経を極度に圧迫してしまうとシビレや痛みが発生するのではなく、排尿、排便障害や肛門周囲のシビレ、感覚がない、などの症状が出てきます。

 

 

この症状が出てきてしまうと神経を極度に圧迫し、どんな時でもどの体勢でも症状があり、日常生活にも大きく支障がでますので手術が必要になります。

 

 

ですが、皆さん経験があると思われる片足のシビレや痛みはお尻や腰の筋肉が緩むと若干緩和されますよね?

 

 

それは本当に椎間板ヘルニアの症状なのでしょうか?

 

 

ある研究で何も痛みや症状がない方10名と腰の痛みからお尻、ふともも、ふくらはぎにシビレや痛みの症状がある方10名をそれぞれレントゲン、MRIを撮り椎間板ヘルニアを起こしているかどうかの実験が行われました。

 

 

どう考えても症状がある方が椎間板ヘルニアが起きていると考えますよね。

 

 

でも実際は違いました。

 

 

なんと症状がない10名の方のほうが椎間板ヘルニアを起こしている比率が多かったのです。

 

 

この実験結果から椎間板ヘルニアがあるから必ずシビレや痛みは出るという可能性はとても低いという事がわかりますよね。

 

 

ではなぜ今までこの事がわからなかったのかと言いますと、症状がない方がわざわざ整形外科に行ってレントゲンやMRIを撮る事はまずないですよね。(笑)

 

 

だからわからなかったのです。

 

 

ではいったい何が原因でシビレや痛みを発生させてるのかと言いますと、はっきり言って原因は様々あります。

 

 

筋肉が硬くなってきて症状が出ることはもちろん、過度な精神的ストレスや痛み、シビレの記憶から症状が出ることもあります。

 

 

結局のところ、片足のシビレや痛みは様々な原因が積み重なり体がSOSを発している状態なので、過去の出来事や記憶、現状の生活背景、仕事環境、食事、

 

 

運動、睡眠、食事、性欲など、全てが絡んできて偏りやバランスが大きく崩れてくるとシビレや痛みを発することが多いので、当院では詳しくお話を聞いて、当院でできることを提案し施術をさせて頂き、当院でできない事(私生活)は気をつけた方が良い点や改善点をアドバイスをさせて頂いてます。

 

 

正常な状態に1つでも多く戻した方が症状が良い方向へ行く可能性が高くなります。

 

 

もし片足のシビレや痛みがある方は悪い方向へ考えようとせず、今一度自分の私生活や自分の状態を見直す絶好のチャンスです。

 

 

その見直す事に少しでもお力になりたいと思いますので、何かお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせして下さい。