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リンパテープ
2019.03.08
昨日、20歳の大学生の患者さんが来院されました。
躰道”たいどう”(空手に器械体操の要素を入れた格闘技)と呼ばれる武道をやられていて、
稽古中に相手の膝蹴りが右太ももの前面に入り、圧痛(押しての痛み)、腫れ、伸張時痛(筋肉を伸ばされての痛み)、歩行時痛、
階段降下時痛がはっきり症状として出ていました。
腫れも見るからにわかり、膝の曲げ伸ばしの動きは常に痛みが伴っており痛みが引くのは少し時間がかかりそうな症状でした。
治療もしていき、いくらか痛みは軽減したものの、やはり動かすと痛みを伴います。
そこでなるべく早く痛みと腫れを引かすためにリンパテープという巻き方で巻いてみました。
患部を中心として、網目状にテープを張り付けていき、キネシオロジーテープの皮膚を持ち上げる作用により循環を良くし腫れや痛みなどを、
早期に取り除いていく巻き方です。
貼り付けた直後は特に大幅に変化する事はありませんでしたが、今日来院されテープを剥がし患部の状況を見てみると、
腫れが大幅に引き圧痛もなく、膝の屈伸運動、階段降下時痛、伸張時痛、歩行時痛、全て良い方向に変化がありました。
土曜日に大切な昇段審査があるみたいなので、間に合ってよかったと思います。
打撲や捻挫などで痛みが出て腫れなどが著しい時は試してみてもいいかもしれませんね。