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膝の痛み/テニスでの怪我/40代女性

2022.03.30

テニスでは、ラケットで打つため手首や肘、肩などを痛めることが多いスポーツです。

しかし、前後左右に瞬時に走ったり、止まったりするためふくらはぎの肉離れや膝を痛めることがあります。

 

過去にあった症例です。

 

 


 

原 因

 

テニス中にジャンプしてスマッシュをして着地した際に膝を捻り当院に来院されました。

 

症 状

 

圧痛(押しての痛み)、腫脹(腫れ)、屈曲(曲げる)、伸展(伸ばす)、歩行、荷重(体重をかける)

 

施 術

 

患部の状態や身体の特徴を検査していき施術をしていきます。

当院では、特に急性期や痛みの強い状態では、早期回復のために

アキュスコープ(組織の修復のための微弱電流機)スーパーライザー(循環を良くするための近赤外線)を用いた施術をしております。

膝の痛みに対しても、アキュスコープやスーパーライザーを使用し、早期回復に努めました。

 

膝の状態を確認したところ、関節内水腫(腫れ)、内側側副靭帯の圧痛、曲げる、伸ばすなどの痛みがありました。

 

アキュスコープやスーパーライザーを使用し施術し、痛み、腫れ、動きの改善をはかりました。

来院時よりは、腫れが引くことにより、曲げる伸ばすなどの動きの幅が広がりました。

 

4回目では、歩行や荷重に対しての痛みは軽減していました。

最大に曲げる、伸ばすなどの可動域に制限や痛みがありました。

 

6回目までは包帯をし、動揺性を減らしていました。

 

引き続き、施術を行うことで1か月ごろから、テニスの練習試合などに参加しながら、できる動作を増やしていきました。

 

2か月ごろにはテニス後の腫れがありますが、テニス中の痛みはなくプレーできるようになってきました。

 

3~4か月は施術の頻度が2週間に1度の施術をし状態の確認をしてきたところ痛みや腫れが落ち着き安定してきました。

 

5~6か月は、月1度の施術をし、テニスの頻度や強度がましても再発しないことから治癒としました。

 


 

膝の怪我は長引くことが多い怪我の一つです。

痛めた場所や状態によって、医療機関(整形外科など)にご紹介させていただき、詳細な検査(MRIなど)をすることもあります。

(当院では、異常所見がある場合は、連携している医療機関をご紹介させていただいております)

 

今回は、テニスの練習や試合への復帰が比較的早くできた症例です。

 

早期施術は、回復への近道です。けがをした場合は早期に受診しましょう。