NATURAL

News Letter No.128

2018.11.17

アスレティックリハビリテーション総論

 
◎リハビリテーション(リハビリ)とはリハビリとは「疾病、病気、負傷の後に、正常に機能しうる能力に回復させること」である。一般的なリハビリとはメディカルリハビリテーションとも呼ばれ、主な目的は社会(日常生活動作への)復帰である。
 
◎アスレティックリハビリテーション(アスリハ)とは社会復帰の先にあるスポーツ活動に早く安全に復帰させることを目的としたリハビリテーションの総称である。再受傷の予防も大切な目的である。ケガが治った後に元の体力に戻すための自己管理やトレーニングを意味するリコンディショニングも含まれる。
 
◎アスリハに関わる専門家柔道整復師、理学療法士、アスレティックトレーナーなどの専門的な知識・技術、資格を持った人が医療機関やスポーツ現場で働いている。
 
◎ケガの発生から競技復帰までケガの発生から、再度試合に復帰するまでの道のりはケガの種類によっても異なるが、リハビリの過程を経て段階的に復帰することが重要である。
 
◎ケガの発生から試合復帰までの流れケガの発生から試合復帰までは専門家に相談しながら、医療機関の受診、リハビリ、アスリハ、チーム練習、試合復帰へと段階的に安全に進めることが理想である。
 
◎アスリハの実際アスリハでは、痛み・炎症・組織修復の過程を考慮して、物理療法(アイシング、超音波治療、マッサージなど)、ストレッチ、筋力トレーニング、基本動作トレーニング、競技動作トレーニング、テーピング・装具などが行われる。これらの方法や負荷(強度、回数、時間、頻度)は選手個々の体力やケガの回復段階を考慮して計画される。復帰を焦り、無理なケアやトレーニングをするとケガの自然な回復を妨げ、パフォーマンス向上やスポーツ復帰を結果的に遅らせてしまうので十分に注意する。※参考文献 スポーツ医学検定
 
竹虎接骨院ではメディカルリハビリテーションはもちろんですが、アスレティックリハビリテーションの領域までのリハビリを通常の施術の目標としております。もちろん個人差はありますのでそこは考慮して対応させて頂いています。

 

とら食堂

こんなごはん、あんなおやつ、皆さまのおすすめレシピも教えて下さいね。

 
具沢山豆乳スープ

 
材料(2人分)
ベーコン…55g
赤パプリカ…1/2個
しめじ…1/2パック
かぼちゃ…100g
ミックスビーンズ…50g
食べるラー油…適宜
野菜スープ…300cc
味噌…小2
醤油…小2
豆乳…150cc
オリーブ油…大1
塩…適宜

 
作り方
①ベーコンは1センチ幅に切る。しめじはいしづきを取る。赤パプリカは1センチ角に切る。かぼちゃは少し大きめに切っておく。
②鍋にオリーブオイルを温め、ベーコンを炒める。いい香りがしてきたら、しめじ、赤パプリカを炒める。
③②に野菜スープを加え、少し煮込んだら、かぼちゃとミックスビーンズを入れて、かぼちゃに火が通るまで煮込む。
④最後に味を見てお塩を加える。
⑤器に盛り付け、ラー油をかけて頂く。*食べるラー油の様な具が沢山あったものが美味しいです。

 

なかがわ耳鼻咽喉科 院長福元晃先生のコラム

 
お子さんの睡眠時無呼吸症候群について

 
前回は成人の方の睡眠時無呼吸症候群について書きましたが、お子さんでも睡眠時無呼吸症候群がみられますので、今回はお子さんの睡眠時無呼吸症候群について書きたいと思います。睡眠時無呼吸症候群をもつお子さんでもやはり、いびきや睡眠中の異常呼吸が多くみられます。たびたび夜中に目を覚ましたり、睡眠中、息を吸うときに胸がへこむような呼吸(陥没呼吸)をしたり、また日中の過度の眠気(学校での居眠りなど)、朝の頭痛がみられることがあります。お子さんの睡眠時無呼吸症候群が成人の睡眠時無呼吸症候群と大きく異なる点の一つは身体発育への影響(背が伸びない、体重が増えない)があることです。その他として学業成績不振、注意欠陥/多動性障害、攻撃的行動の原因の一部になる可能性が指摘されています。夜尿症との関連も指摘されています。治療としては扁桃腺やアデノイドといって鼻の奥にある扁桃組織が腫れていることが原因となっていることが多いため、手術(口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術)を行ったり、それらの組織の縮小を目的にステロイドの点鼻薬や抗ロイコトリエン薬の投与を行ったります。お子さんの睡眠時無呼吸症候群は顎の発達に影響し、成人になってからの睡眠時無呼吸症候群の素因も作るという考えから、成人の睡眠時無呼吸症候群の発症を防ぐ目的でも積極的に治療し、鼻呼吸を正常化した方がよいという先生もいらっしゃいます。いびきが続いているときには一度受診することをお勧めします。