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湿布を貼った方がいいのか?
2019.04.18
よく患者さんから「湿布を貼った方がいいんですか?」という質問を受ける事が多いです。
結論から言わせて頂きますと…
どっちでも大丈夫です!!!(笑)
実際痛みが湿布を貼って軽減すれば良いと思いますが、あくまで湿布の消炎鎮痛剤の作用によるものなので、
打撲、捻挫などの怪我の炎症症状に対しては、痛みを減らす部分では効果的かもしれませんが痛みが慢性的な痛みに関してはあまり効果は期待できません。
なので、基本的には慢性的の痛みには湿布を貼らない方が良いです。
あと、よく皆さんが勘違いをされているのが、
冷湿布→冷やす
温湿布→温める
と思われてる方が多いですが、これは大きな間違いです。
湿布の成分には先程記しました、消炎鎮痛剤と冷湿布には冷えるように感じるハッカ成分、温湿布には温かく感じるトウガラシ成分が含まれているので冷えるように感じたり、温かいように感じます。
なので湿布を貼っても実際に冷やしたり、温めたりする事は出来ません。
打撲や捻挫などをして冷やすなら氷水で冷やすのが一番良いですし、温めるなら湯船につかって体全体的に温めた方が効果的です。
中には慢性的な痛みでも湿布を貼った方が楽になるケースもありますので、その場合は貼って頂いても良いですが、痛みを完全に取りたいとなると必ず治療、日常生活の改善(食事、日々の体の使い方、運動、精神的ストレスが高い方は精神的ストレスを減らす)が必要になってきます。
湿布だけで痛みを抑えていて、もっと痛みを改善したいと思っている方は是非当院までお問い合わせください。