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ふくらはぎの肉離れ/テニス中の怪我/40代男性
2022.03.25
当院では、スポーツ中の肉離れの怪我の方も多く来院されます。
中でもふくらはぎの肉離れは特に多いです。
以前に診た症例です。当院では、このような肉離れのケガも施術することができます。
年齢 性別
40代 男性
原 因
テニス中にボールを打ち返そうと走り出して踏み込んだ際にふくらはぎを肉離れされ当院に来院されました。
症 状
受傷後、直ぐに来院されたので、陥凹といってふくらはぎが部分的に切れたところを触れることができました。
症状としては、圧痛(押しての痛み)、荷重痛、歩行痛(つま先だちで軽くつくか、片足ケンケンでな状態)、足首の底屈背屈時痛(足首の曲げ伸ばし)がありました。
そのあと、徐々に腫脹(腫れ)が確認できました。
施 術
患部の状態や身体の特徴を検査していき施術をしていきます。
当院では、特に急性期や痛みの強い状態では、
早期回復のためにアキュスコープ(組織の修復のための微弱電流機)やスーパーライザー(循環を良くするための近赤外線)を用いた施術をしております。
この症例でも、アキュスコープやスーパーライザーを使用し、早期回復に努めました。
来院時は、つま先立ちでしか地面につけませんでしたが、初回施術後は足裏全体を地面に着くことが出来る様になっていました。
まだまだ、歩行痛や伸長痛、収縮痛が残存しているので、包帯固定や、テーピングをしました。
2回目来院時は皮下出血(内出血)が確認できました。
4回目来院時には、痛みがさらに軽減し過度な伸長や収縮がなければ日常生活動作は出来る様になりました。
その後は、競技に復帰するためにアキュスコープやスーパーライザーを用いながら、患部に負荷をかける運動療法も施しながら
1ヶ月半には競技に復帰できテニスを楽しめるようになりました。
ケガをする前の状況を聞くと、寝不足だったり、お仕事が忙しくて長時間同じ姿勢でいた、ストレッチや体操ができていなかった、過度にスポーツをやり過ぎていて疲労していた(1週間でほぼ毎日や一日に数時間も)などの声を聞く事が多いです。ダメージ(疲労など)と回復のバランスをうまくとりながら、楽しくスポーツを楽しめるといいですね。
ケガをした場合は、早期に治療をし回復させていきましょう。