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シンスプリント
2019.02.18
陸上、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど走ったり、飛んだりする競技に多く発生し、
主に中学生、高校生に多く見られ、疲労がたまった時に下腿(スネ)の内側に痛みが出現します。
引用元:真田整形外科リハビリ科
運動時、運動後にふくらはぎの中央から足首の手前の間に痛みが出現し内側のやや後ろの部分が一番多く発生します。
過労性障害で脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれていて、スネ周りの筋肉(ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋)の繰り返しの過度の牽引よって脛骨(スネの骨)の骨膜の炎症です。
同じ部位に限局性の強い痛みがある場合は疲労骨折との鑑別が必要です。
発生の要因として、
ランニング量、質の急激な変化(急に走り始めた時や走り込む時期に多く起こりやすい)
扁平足、回内足などによって足部のアーチが低下し、足部の衝撃緩和能の低下した状態で固いグラウンドや路面で練習した時や、
すり減った踵の靴、クッション性の悪いシューズの使用など数多く要因があります。
治療法として、
下腿部の柔軟性の向上、
競技動作、日常生活動作の改善(運動指導)、
内足の足部アーチ(土踏まず)の引き上げ(足底板、テーピング)、
ランニング時のシューズを変える。などがあります。
当院にもシンスプリントの症状で来院され、全員ではありませんが、
ほぼ皆さん全身的に体が固く、体の全体的なバネが不十分の印象がすごくあります。
体が固い(動き、動作の固さ)→体がうまく使えない→負担がかかりやすくなる→痛みが出現する。
というように負の連鎖が続きますので、最初の動きの硬さ、うまく使えてない部分を使えるようにすると、
症状が出にくい身体になります。
当院では、運動指導も行っておりますので、未然に防ぐこともできます。
なにか体の使い方や運動の事でお困りでしたらぜひ当院にお問い合わせください。