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14年目
2016.03.23
14年目の展望
皆様に支えられ、平成28年3月1日をもって竹虎接骨院も14年目を迎える事ができました。
自分のおかれている環境のありがたさ、健康で志事(仕事)が出来る事への感謝の気持ちを忘れずに、
来院頂くお一人お一人の健康のサポートをし、共に未来を描ける院を目指していきます。
14年目の展望として、診療を3つのステージに分けて考えてみました。
第1ステージは疼痛の軽減、症状の緩和、炎症症状の改善をメインにとにかく痛い、
辛いを対象としての治療を行います。初期処置は、予後への影響が大きいと考えますので
ここを特に大切にします。期間は受傷後1週間~2週間、症状によっては3~4週、
必要な場合もあります。
出来るだけ、集中的に期間を空けずに治療を行うことで初期症状(疼痛、腫脹、炎症)の
ピークを早く超える事をねらいます。この第1ステージは出来るだけ短い期間にしたいので
集中して治療を行います。基本治療と当院の特別診療(総合診療)を併用することで
早くピークを超えるようにします。
第2ステージは、炎症期を超えて回復期への移行の期間です。
運動療法、理学療法、リハビリ、手技療法などを期間をかけて行っていきます。
機能の回復には、時間がかかることが多く、なぜならば機能障害、機能不全に陥るまでに
時間がかかっているケースがほとんどで、痛みや状態が悪くなるまでに本来の身体の機能に
何らかの支障が起きていてそれが元になり発症していることが多いからです。
症状によって時間を出来るだけかけずに良くする治療としっかりと時間をかけて
良くする必要があるものがあります。それが、第1ステージ、第2ステージの治療の概念です。
さらに第3ステージとして予防医学の観点から定期健診により発症を未然に防ぐ考え方です。
身体の不調を定期的に健診することで早期発見、早期治療が可能となります。
健康診断も1年に1度は受けていると思います。歯科の健診も1カ月に1回の健診を行う
歯科医院も増えてきました。
さらに、0歳からの予防歯科も始まり、0~12歳までに虫歯にならない習慣を身につけさせ、
生涯自分の歯で生活出来る取り組みも行われています。
竹虎接骨院では、従来の傷めてしまったものを対象とした治療はもちろん、
予防医学にも積極的に取り組み、対象となる方々の運動療法、リハビリを徹底し、
痛みが取れた後の機能回復、改善を行うことで生活の質を保ち、自立した自分らしい
生き方をしっかりサポートしていきます。
また、子供達の健やかな成長のサポートとしての定期健診、
身体の使い方の指導などにも取り組んでいきます。
痛くなくても身近に相談出来る身体の相談窓口としての役割も
担っていきたいと考えています。今後は継続して行っている無料の転倒予防講座、
空手の全国大会での医療サポート、ゴダイテニスクラブでのメディカルアドバイザーなど
スポーツ愛好家の方々の支援も行います。
竹虎接骨院 院長 牧野竹虎