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足首の捻挫/バスケ中での怪我/10代男性

2022.03.29

バスケやバレーボール、サッカーなどスポーツでは、足関節の捻挫は非常に多いです。

特に、足関節の外くるぶし(外果)付近に痛みが多いです。

ただ、靭帯や腱、骨などが多いので骨折や腱の脱臼なども多いです。

 

以前あった症例です。

 


 

年 齢  性 別

 

10代 男性

 

原 因

 

バスケの練習中にジャンプして着地した際に足首を捻り痛めて来院されました

 

症 状

 

圧痛(押しての痛み)、腫脹(腫れ)、荷重、歩行、底屈(つま先を伸ばす)、背屈(つま先を上げる)、内返し(つま先を伸ばしながら内側に捻る)

 

施 術

 

患部の状態や身体の特徴を検査していき施術をしていきます。

当院では、特に急性期や痛みの強い状態では、

早期回復のためにアキュスコープ(組織の修復のための微弱電流)スーパーライザー(循環を良くするための近赤外線)を用いた施術をしております。

足首の捻挫でも、アキュスコープやスーパーライザーを使用し、早期回復に努めました。

 

約2週間後には、バスケ部の合宿があるため少しでも早くよくなり、合宿での練習や試合ができる目標がありました。

 

受傷直後は、緊急で整形外科のある病院を受診され、骨に異常(骨折など)がないことを確認され受診されました。

(当院でも骨折などの疑いがある場合は、医療機関(整形外科など)をご紹介させていただいております)

 

早期回復を目指し、アキュスコープやスーパーライザーを使用し施術し始めました。

当初より圧痛や腫れが強く、運動痛なども強くありましたが、来院前よりも圧痛、腫脹が軽減しました。

動揺性を減らし、適度な圧迫をするため、テーピングでの固定をしました。

 

3回目来院時では、アキレス腱付近にも腫れがあり、底屈、背屈などの運動痛、運動制限がありました。

 

5回目来院時には、屈伸やジャンプ着地での痛みはあるができるようになってきました。

 

7回目より、軽めの練習に参加が出来る様になってきました。

痛みが軽度残存していますが、合宿に向けて出来る動きで身体を動かし少しでも体力を落とさないようにしました。

 

その後、軽度痛みはありましたが、合宿には参加でき試合にも出場できました。

 

 


 

骨折などがなく、早期に施術ができ動かせたのが競技に早く復帰できたのだと思います。

 

骨折がある場合や、損傷程度がより大きい場合は時間がかかるケースもあります。

 

しかし、早期の施術をすることは、早期回復への近道であることは変わりありませんので

骨折がある場合や、損傷程度がより大きい場合でも、早期回復を目指し施術しましょう。