Blog
腰の痛み/車から降車時の怪我/50代男性
2022.03.31
自動車で長時間座っていて降りた時や立ち上がる時など、
身体が固まっていて急な動作で腰を痛めたことは経験あるのではないでしょうか?
過去に診た症例です。
原 因
自動車の座席から降りた際に腰を痛め来院されました。
症 状
圧痛(押しての痛み)、前屈(まえかがみ)、後屈(うしろにそらす)、回旋(捻る)、歩くなどの痛みがありました。
施 術
受傷翌日に、ご本人が医療機関(整形外科)を受診されレントゲン上は、骨に異常がなく、筋肉や関節の痛みとの診断をされました。
受傷から4日経ってから、痛みが残存しているため当院に来院されました。
患部の状態や身体の特徴を検査していき施術をしていきます。
当院では、特に急性期や痛みの強い状態では、早期回復のために
アキュスコープ(組織の修復のための微弱電流機)やスーパーライザー(循環を良くするための近赤外線)を用いた施術をしております。
また、トムソンベッド(身体のゆがみ、バランスを整える)での背骨骨盤調整も行っております。
受傷直後よりは、動けるようになっているものの、ご本人ゴルフをされており早く動けるようになりたいとのことでした。
身体の状態を確認すると、身体全体のゆがみやバランスが悪くなっているのがわかりました。
そのためまず、トムソンベッドにて身体全体のバランスを調整しました。
調整することで、身体の動きに幅が広がり、動きに軽さが出るようになりました。
腰以外の機能(股関節や背中など)が動いたため腰の痛みも軽減しました。
次に、傷ついて炎症している組織の回復、血流をよくして痛みの緩和をはかるため、
アキュスコープやスーパーライザーを使用し施術しました。
施術後は、座る立つ、前かがみなどの痛みが軽減しており、軽度痛みはあるがゴルフでのスイング動作もできるようになっていました。
2回目来院時には、初診時より痛みが軽減し、スイング動作での痛みも軽減していました。
ゴルフの練習もしてみたそうで問題なく振りきれていました。
その後は、定期的な身体のバランスを整えるトムソンベッドでの調整をしていくようお伝えしまた。
激痛で動けない場合ですと、アキュスコープやスーパーライザーを長めに施術することで痛みを軽減させていきますが、
身体の動きの幅(可動性)を広げたい場合には、トムソンベッドでの施術をし動きの幅(可動性)を広げていくようにしています。
身体のゆがみやバランスを調整し、安定した身体づくりをしていきましょう。