NATURAL

News Letter No.85

2015.04.01

Tarzan No.667 チョイスP21

人間の活動は、交感神経、副交感神経の2つの自律神経によって支配されている。朝、起きた時に、交感神経が優位になり、人は積極的に動けるような態勢を整える。そして、夜になると副交感神経が優位になり、眠りに誘われるのである。現代は、交感神経が優位になる環境が整っている。その代表がストレス。人はストレスを受けるとそれに打ち勝とうとする。その為、カラダは戦闘モードへと入り、交感神経が優位になるのである。ストレスを抱え続けると抗重力筋の筋肉が収縮し続けて、身体や背中が丸まってしまう。ストレスが怖いのは無意識のうちにさらされている場合があること。ランニングをしたり、趣味を持ったりと、ストレスを発散出来る時間を作るようにしたい。
院長 牧野 竹虎

 
ごぎげんよう。2月末よりスタッフとしてお世話になっております萩野千夏(はぎのちなつ)です。現在、日体柔整専門学校に在学しながら勉強も兼ねて働かせて頂いています。専門学校に通う前は日本体育大学でトレーナーの勉強をしており、将来はトレーナー・柔道整復師として多くの人を元気に笑顔にしたいと思っております。至らない点も多いと思いますが、頑張って参りますので宜しくお願い致します!
保有資格:日体協公認アスレティックトレーナー、中・高保健体育教員免許、弓道弐段、他
萩野 千夏

 
2月のことでしたが、勉強会に行き、新しくストレッチの本を入手しました。本のタイトルは、“体が硬い人ほどやせるストレッチ”です。置いてあるのに気付き真剣に読まれている方をちらほら見かけました。この本には、血液循環を良くし本来持っている代謝機能をフルに活用できるコツが載っています。今までなんとなくでやっていたストレッチもこの本を見てポイントをつかみましょう。みなさんにもわかりやすく丁寧な説明になってますので、ぜひ読んでみてほしいので紹介しました。一冊しかありませんが、ぜひみなさん読んでくださいね!当院での施術に、お家でプラスαとしてストレッチなどを行い、動ける体をつくっていきましょう!
佐藤 太亮

 
体重を落とそう!そう思い始めたのはちょうど今から3年前の4月のことです。当時は体重93kgもありました。柔道もやらなくなり体に
ついてるのは筋肉よりも脂肪の方が圧倒的に多かったのです。そんな体に嫌気がさし、まずどうすべきか色々調べた結果。当院の待合室の本棚に最大のヒントが載ってる本がありました。“腰割りトレーニングに隠されたすごい秘密”です。早速手に取り実践してみた結果現在の体重(78kg)にまで落とすことができました。人間の体で一番大きい筋肉が集まる足を鍛えることで脂肪燃焼率が高まり効率よく脂肪を落とすことができるのです。詳しくは上記の本に書いてありますのでぜひ読んでみて下さい!!
嶋田 大地

 

とら食堂

こんなごはん、あんなおやつ、皆さまのおすすめレシピも教えて下さいね。

 
MENU あさりの炊き込みご飯

 
材料 (4人分)
米…2合
あさり(砂出し)…300g
酒…50cc
水…50cc
しょうが…1かけ
<調味料>
しょうゆ…小1
酒…大2

 
作り方
①お米は洗い、30分以上水に漬けて、水気を切っておく。
②あさりは、殻どうしをこすり合わせてよく洗い、鍋に入れて、酒と水を加えて蓋をし、中火にかける。あさりの口が開いたら火を止め、あ
さりを取り出し身を殻から外す。蒸し汁は水で濡らして絞ったキッチンペーパーでこす。
③鍋に、洗って水けをきったお米、千切りにしたしょうが、あさりの蒸し汁プラス水を360cc、調味料のしょうゆとお酒を入れて、蓋をして中火にかける。
④沸騰したら弱火にして10分炊く。
⑤10分経ったら、15分程蒸らし、あさりを加えてさっくり混ぜる。

 

なかがわ耳鼻咽喉科 院長福元晃先生のコラム

妊婦さんの精神的苦痛と子供の喘鳴

 
前回喘息などのアレルギー予防に関して少し書きましたが、今回もそのお話です。アレルギーの予防に関しては、子供時代にどのような環境で育ったかということだけでなく、出生時、また出生前にまで研究の目が向けられています。オランダでの研究ですが、お母さ
んの妊娠時の精神的苦痛がその子供の呼吸器疾患の罹患率に影響を与えるのかということを調べた疫学的調査があります。4,848人を対象として、ここでは喘鳴(ぜーぜーいう咳)に罹患する頻度を調べています。精神的苦痛に関しては質問表で評価しています。すると妊娠時に精神的苦痛があったと判断される場合には、その子が4歳になるまで、喘鳴を生じる傾向がより高かったとのことです(1)。

 
その結果はお母さんの妊娠中の喫煙、喘息・アレルギー疾患の既往の有無を考慮しても変わらなかったそうです。またお母さんの出産後の精神的苦痛、お父さんの精神的苦痛は影響していなかったとのことです。もちろん喘鳴の原因にはいろいろありますが、いずれ
にしても妊婦さんにはストレスがない、精神的、心理的にもよい環境が整えられるべきなのでしょう。

 
1) Monica Guxens et al. Parental psychological distress during pregnancy andwheezing in preschool
children: The Generation R Study. J Allergy Clin Immunol 2014;133:59-67