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PRICES処置
2019.01.09
日常生活やスポーツ中に思わぬアクシデントが起こり怪我をしてしまう時があります。
怪我をした時なるべく早く応急処置や治療を行えた方が、その後の回復の速さが違ってきて、時間がかかりそうな怪我が速く回復したり、
時間がかからなそうな怪我が時間がかかったりしてしまう事が多くあります。
どんな方でもなるべく早く時間がかからず回復した方が良いと思いますので、自分でできる応急処置をご紹介させて頂きます。
その名もPRICES処置です。
Protect(保護)、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)、Stabilization/Support(安定/固定)
それぞれ6つの頭文字を取りPRICESとなり(※以前までPとSが無くRICE処置が一般的でした)主に捻挫(ねんざ)、打撲(だぼく)、挫傷(ざしょう)・肉ばなれなどのケガの多くに対応できる応急処置です。
PRICES処置を行うと、内出血や腫れ、痛みを早期に抑え、怪我の回復過程も早くなります。
内出血・腫れは、怪我をすると血液や体を良好な状態に回復するために様々な体液が損傷部位から漏れ出す現象で正常な反応なのですが、過度な内出血・晴れはかえってマイナスになることもあります。
内出血・腫れを最小限にすることで、組織の回復を促し、PRICES処置を怪我の直後に行うことで治癒を早め普段の痛みのない生活や競技に復帰することができます。
応急処置での目安時間、特に注意することはIce(冷却)(※保冷材などでもいいがなるべく氷の方が良い)とCompression(圧迫)(※氷を覆うぐらいの包帯が良い、なければテーピングで圧迫しその上から氷で冷やす)を15~20分行い1回圧迫を外して20分程休憩し再度Ice(冷却)Compression(圧迫)を行います。
受傷後、24時間~48時間(1~2日間)の間はなるべくこの作業を行う必要がありますが怪我をした当日か翌日には受診をお勧めします。