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扁平足
2019.02.13
人の足の裏には縦のアーチと横のアーチがあり、ドーム状の形を呈しています。
引用元:NAKANOプロポーション整体院
体重の増加、加齢による筋力の低下や靭帯の緩み、長時間の立ち仕事などが要因となり、発症する。
このアーチが低下(靭帯や筋肉の機能低下)を起こすと、歩行時の疼痛、疲労感、内側のくるぶしの下が腫れ歩行障害を起こします。
発症時期によりそれぞれ扁平足の名称が変わります。(小児期扁平足、思春期扁平足、成人期扁平足)
治療を要するのは思春期扁平足、成人期扁平足で上記の症状が出現します。
立った状態で見た時に、縦アーチがない為、足部全体が内側に落ち込む状態になり膝も外反膝(X脚)になる傾向が多いです。
足はアーチ構造によって体重を支え、歩行の際の衝撃を分散・吸収して、特定の部位に大きな負担がかかるのを防いでいます。
このため縦アーチが低下、消失した扁平足になると、痛み、疲労感などの症状が現れます。
幼児では筋や靭帯、骨が未成熟であるため、3~4歳ころまでは縦アーチが低い事が多く、成長とともに自然にアーチが形成されていきます。
思春期には、急にスポーツや肉体労働を始めたことをきっかけに扁平足になることがあり、
中年期以降では、肥満、加齢などを要因として、アーチを吊り上げる働きをする後脛骨筋の腱が変性・断裂して扁平足になる事が多いです。
治療法は年齢を問わず、足指ジャンケン、タオルギャザーなどの足指を使っての運動や、足の裏、アキレス腱のストレッチなどが有効です。
アーチの低下が著しい場合や疼痛などの症状がある時は、アーチサポート付きの足底板も有効です。
扁平足により痛みが出る人、痛みが出ない人、さまざまですが、気になる様でしたら是非当院にお問い合わせください。