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動かしたい関節と動かしたくない関節

2019.05.16

人間の関節は大きく二つに分けられていて、可動性関節安定性関節に分けられます。

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参考元:Enjoy your Life

 

 

動かしたい関節(可動性関節)→肩関節、肩甲骨、胸椎、手首、股関節、足首

動かしたくない関節(安定性関節)→頚椎、腰椎、肘関節、膝関節

 

 

これを見て頂ければわかると思うのですが、よく皆さんが使う言葉で「腰を捻る」という言葉を使うと思うのですが、

 

 

腰(腰椎)は安定性関節なので腰を捻るという動作は本当は体に適していない動きになります。(実際腰椎の構造上5度しか回旋することができません)

 

 

ではなぜ人間は体を捻ることができるのかと言いますと、胸椎が体を捻ることを可能にしているからです。

 

 

胸椎は可動性関節なので腰椎よりも捻る動作に対しては6倍動くことができます。

 

 

そして立った状態で思いっきり捻れば人間は後ろを向くことができます。これを可能にしているのは胸椎と股関節の可動性関節なのです。

 

 

この関節の仕組みを理解すると普段悩んでいる腰痛や肩こりなどの痛みを取り除く可能性が大幅に上がると思います。

 

 

現代人の方は、この関節の仕組みをすべて逆にしてしまう傾向、環境があるので痛みが出やすくなってしまうのです。

 

 

どういうことかと言いますと、

 

 

デスクワークをしている方を例にさせて頂きますと、デスクワークをやられている方は猫背の姿勢になっている方が多いと思います。

 

 

猫背の姿勢というのは、胸椎が過後湾してしまい、肩甲骨も外側に押し出され、頚椎も前屈してしまいます。

 

 

この状態が長時間続いてしまうと、過後湾した胸椎と外側に押し出された肩甲骨がこのまま固まってしまい可動性を失ってしまい、本来安定させたい頚椎も前屈しっぱなしのままの状態で固まってしまいます。

 

 

日頃の日常生活、お仕事の中で動かしたい関節が固まって動かなくなってしまうので、動かしたくない関節が動いてしまい痛みが発生するという事になります。

 

 

現に現代人の痛みが多い個所は腰、首、膝が断然多くこれらの関節の分類は全て安定性関節になり動かしたくない関節が動き過ぎてしまって痛みが発生する事がほとんどです。

 

 

首が痛い方、腰が痛い方、膝が痛い方、もしかしたら動かしたい関節が動かせていないのかもしれません。

 

 

自分で動かすことはもちろん良い事ですが、正しい動かし方を当院では指導させて頂いてますので、

 

 

正しい動かし方を知りたい、痛みでお悩みのある方は是非当院までお問い合わせください。