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座った状態から立つ時の腰の痛み。

2019.02.16

よく椅子に座っていて立つ時に腰が痛くなる事はありませんか?

 

それまで特に痛みもなく、普通に座ってパソコンや他の作業をしていたのに、いざ立ち上がった時にピキッと痛みが走る。

 

痛みが出てから1週間痛みが治まらない患者さんが来院されました。

 

その方は普段デスクワークをされていてずっと座りっぱなしの様です。

 

来院されベッドに座って頂き、立ちあがってもらいます。

 

痛い・・・。何度立ちあがっても痛い・・・。

 

そこで少し座り方を変えて頂き立ち上がってもらいました。

 

すると・・・痛くない。痛くない!!!

とても驚かれていました。

 

この患者さんのケースはずっと骨盤が後傾位のまま座っていて、腰、背中の筋肉も引き延ばされっぱなしで蓄積していき、立ち上がる動作(力を入れる)をした際に痛みが出たと思われます。

 

今回、伸ばされて痛みが出てるのでその逆で縮めた状態(骨盤前傾位)で起立して頂いたら痛みがなく立ちあがる事が出来ました。

 

立ち上がる時の動作での痛みは全てこのケースだけではなく、さまざまなケースがあります。

 

骨盤後傾位が悪いとか骨盤前傾位が悪いとかではなくてそのままの姿勢で長時間過ごす事は負担が出やすいという事です。

 

ですので、デスクワークやお仕事で長時間同じ姿勢をする方は、こまめに動きを取り入れた方が負担を減らしやすく、痛みも出にくい可能性が上がります。

 

当院では運動指導も行っていますので、上記の動きについてご興味がある方はぜひお問い合わせください。