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熱中症対策 ~水分補給~

2019.07.30

梅雨が明け、猛暑日が続きそうですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

 

朝のニュースを見てみると熱中症に関してのニュースが多くなり、この時期の中で一番私たちも気をつけなければならない身近な事だと思います。

 

 

今回はいかに熱中症にならないように水分補給をすれば良いのかをお伝えしたいと思います。

 

 

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人間の体は約60%が水分で、出来ています。

 

 

体の半分以上が水分で成り立っているので水分補給がとても重要で、この水分が5%減るだけでも頭痛や食欲が無くなり、

 

 

8~10%減ると身体動揺、けいれんを起こし、20%以上減ってしまうと尿を排泄することができなくなり、最悪の場合死に至る事もあります。

 

 

人間の水分(体液)はただの水だけで出来ているのではなく、人間は水+塩分(ナトリウム)で出来ています。

 

 

ですので、水分補給の際に水だけたくさん飲んでしまうと、一時的に喉の渇きは止まるのですが、

 

 

血液中の塩分濃度(ナトリウム濃度)が薄まってしまい、これ以上薄まらないように水を飲む気持ちが無くなり、薄まった塩分濃度を元に戻そうと、

 

 

余分な水分(水)を外に排出しようとするので、返って水を飲む前よりも体の全体の水分量が減ってしまうのでとても注意が必要です。

 

 

では、どうすれば良いかと言いますと、水+ナトリウム+糖分(※糖分を取る事で水とナトリウムの吸収率が上がります)が入っている物を補給できれば一番ベストだと思われます。

 

 

身近でどの飲み物が一番良いかというと、皆さんご存じのポカリスエットです。

 

 

よくアクエリアスと一緒になってしまうと思うのですが、少しだけ内容成分がポカリスエットとアクエリアスで違っており、どちらを飲んでも水分補給には適していますが、

 

 

ポカリスエットの方がより人間の体液に近い状態と言われています。

 

 

では、どのタイミングでどのくらいの量を飲むのが一番理想的かと言いますと、

 

 

起床時、朝食事、10時、昼食事、15時、入浴前後、夕食時、就寝時が理想的なタイミングで、量的には一日1.5ℓ~2ℓが理想的と言われています。

 

 

なぜ、一日のうちに細かく分けて水分補給をするかというと、人間の体は水分も食べ物も一緒ですが、一気に吸収ができずこまめに摂取した方が、体がしっかり吸収してくれるのです。

 

 

上記のタイミングで水分を摂取すると一回当たり200mlが一番理想的で200ml×9回=1.8ℓの水分を摂取することができ、9回に分けて飲むのでお腹も水分で、

 

 

いっぱいにはなりにくいので、とてもオススメです。

 

 

この時期は必ず水分補給というワードが必ず良く聞くワードになりますよね。

ですが、具体的に一日に何をどのぐらいの量でどのタイミングで摂取するのかは、なかなか皆さんが知らない事なのかな?と思い今回お伝えさせて頂きました。

この記事に書いた内容は正しい水分補給のほんの端っこの部分ですが、これを知っているか知らないか、実践するか実践しないかで大きく変わってきます。

本当に生死を分ける事にもなりますので、この記事を読まれた方は是非実践して頂き、これからの長い猛暑日生活を乗り越えて行って頂きたいです。