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熱中症対策 ~室内での熱中症~
2019.08.03
前回、前々回と熱中症対策の水分補給、熱放散の事について書かせて頂きました。
熱中症でもう1つ高齢者の方などによくある熱中症があります。
それが、「室内での熱中症」です。
直接、直射日光が当たらず外にいないから大丈夫といった理由や、室内にいるとつい水分補給を忘れてしまい脱水症状を起こし熱中症になる事が、多々あります。
今回は室内でも気をつけるべき事や、対策を書かせて頂きたいと思います。
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まず、家の中で湿気や熱気が多くこもりやすい場所があり、夏の暑い時期に長時間いるととても危険です。
その場所とは、お風呂場、洗面所、一戸建ての二階です。
お風呂場と洗面所は洗濯機や乾燥機の熱で熱気がこもり水場なので湿気もこもりやすいので熱中症になりやすく、
一戸建ての二階は、空気が気温などで暖かくなると上昇する傾向がありますので、二階に熱気が溜まりやすく熱中症になりやすくなります。
長時間いる場合は、窓を開けて風通しを良くするか、冷房をつけて過ごしやすい環境にしましょう。
そして、室内で一番汗をかく場面といえば、入浴後です。
入浴時は暑い上に湿気が多いので必ず汗をかきます。入浴前に十分な水分補給をし、入浴後も入浴時にかいた汗を補給するような形で水分を補給できるといいでしょう。
意外と汗をかいて熱中症になる恐れがあるのが、起床時です。
寝ている間は皆さん何も飲まず食わずなのでその状態が6~8時間続くと考えると日中ではまずありえない話です。
寝ている間は寝汗もかきますし、呼吸などによっても水分を奪われやすいので、起床したら必ず一杯水分補給ができるととても良いと思います。
夕食事などもお茶やアルコールなどを飲まれる方が多いと思いますが、お茶やアルコールなどは利尿作用がありますので、飲んではいけません!
とは言いませんが、一緒に水も多く取るようにしてあげた方が、脱水症状になりにくくなります。
室内にいると基本、汗をかかないので水分補給をする事が疎かになりますが、意識してこまめに水分補給をした方が、室内での熱中症も防げますし、いざ外に出てもいきなり熱中症になる可能性は低くなりますので、のどが乾いてないから、暑くないからを理由に水分補給をしないのはとても危険ですので、意識的に水分を補給していきましょう。
今週は夏真っ只中という事もあり熱中症シリーズにさせて頂きました。
体の事を基本は書いていますが、たまには今週のような少し違った部分も投稿していきたいと思いますので、是非見て下さい。
よろしくお願いします。