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首の痛み(寝違え)/日常生活での怪我/10代男性
2022.04.05
寝違えの経験のある方はわかると思いますが、朝起きて顔を動かそうとしたら激痛でびっくりしますよね。
寝ている時に顔を傾けているなど、首に力がかかった同じ姿勢などでいると起こる可能性があります。
過去にあった症例です。
原 因
自宅で寝ていて起きた時に寝違えたため当院に来院されました。
症 状
圧痛(押しての痛み)、回旋(捻る動き)、後屈(後ろに倒す動作)、側屈(横に倒す動作)、前屈(前に倒す動作)など、うがいや振り向く動作に痛みが強く出ていました。
施 術
顔を振り向く動作など、痛みが強いので少しでも緩和できるように施術していきます。
患部の状態や身体の特徴を検査していき施術をしていきます。
当院では、特に急性期や痛みの強い状態では、早期回復のために
アキュスコープ(組織の修復をはかり痛みを引かせる微弱電流機)やスーパーライザー(血行を改善し痛みと腫れを引かせる近赤外線)を用いた施術をしております。
また、トムソンベッド(身体のゆがみ、バランスを整える)での背骨骨盤調整も行っております。
うがいや振り向く動作、起き上がりなどが激痛で辛いため、少しでも痛みの軽減をはかるためアキュスコープやスーパーライザーを使用し施術しました。
寝違えの場合、首周囲の硬さが強くなっているので、首や背中肩回りなど周囲にも施術し改善をはかりました。
施術することで、首の回旋動作の痛みが軽減し、動ける幅が広がりました。
翌日来院時は、初回時より痛み、硬さが軽減していました。
起床動作で力をいれる時に痛みが残っていますが、それも初回時より動きやすくなっていました。
3回目施術時は、最大に首を後ろに倒す動作や、最大に回旋す動作などに痛みが残っていましたが、生活動作としてはスムーズにできるようになっていました。
その後は、アキュスコープやスーパーライザーを使用し施術することで、最大に動かす痛みが改善でき、日常生活に戻ることができました。
寝違えは急激に痛みが発生しますが、首周囲への負担があってなることが多いと思います。
寝違えを起こさないよう首や肩回り、背中などストレッチ運動や体操をしてケアをしておきましょう。