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足首の捻挫/ハンドボール中の怪我/20代男性
2022.04.27
スポーツでジャンプ後の着地で足首を痛めてしまうケースは多いです。
特にバスケットボールやバレーボールなどは競技的にジャンプをする機会が多いため痛めてしまう頻度が高いです。
またハンドボールでもジャンプしてシュートをするため着地した際に痛めてしまうことがあります。
原 因
ハンドボールの練習中にジャンプシュートをして着地した際に足首を痛めてしまい来院されました。
症 状
圧痛(押しての痛み)、腫脹(腫れ)、内返し(つま先を伸ばしながら内側に捻る動作)、荷重(体重をのせる)、歩行などに痛みがありました。
施 術
患部の状態や身体の特徴を検査していき施術をしていきます。
当院では、特に急性期や痛みの強い状態では、早期回復のために
アキュスコープ(組織の修復をはかり痛みを引かせる微弱電流機)やスーパーライザー(血行を改善し痛みと腫れを引かせる近赤外線)を用いた施術をしております。
また、トムソンベッド(身体のゆがみ、バランスを整える)での背骨骨盤調整も行っております。
受傷直後より、痛みが強く、歩行、足首を動かすことができない状態でした。
外果(外くるぶし)、内果(内くるぶし)周囲を押しての痛みや、腫れ、荷重や歩行など痛みが強いため、微小な骨折などの疑いも視野にいれ施術をしました。
アキュスコープやスーパーライザーを使用し、痛みや腫れを引かせるよう促しました。
また、テーピングにて固定をして足首の動揺性を減らす処置をしました。
このような怪我の場合、当院では連携のはかれている医療機関(整形外科)をご紹介しております。
今回も医療機関をご紹介し、医師から明らかな骨折などはないとのことでした。
捻挫(関節や靭帯などの損傷)との診断をされました。
それから、2週間は包帯などの固定をしながら施術をし、圧痛や内返しなども軽減してきました。
その後は、ハンドボールに向けて運動療法も積極的に取り入れながらジャンプや踏み込み動作なども施しました。
1ヶ月間積極的に通院し通常よりも早期に回復し、2ヶ月目は2週間に1度間隔を空け、状態の確認をし治癒されました。
症状や程度が大きくなればなるほど、期間は長くなることが多いです。
そのため、早期に施術をすことや施術の頻度を増やすことは、早期回復に向け重要です。
また、当院では骨折などの疑いがある怪我でも処置をし連携医療機関をご紹介し、その後の施術をするために連携をはかっています。