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テニス肘 (上腕骨外側上顆炎)
2019.01.31
テニスをしている方によく起きる症状なので、通称テニス肘と呼ばれていますが、テニスをしていない方(専業主婦の方々)でも症状が出る事は多々あります。
正式名称は上腕骨外側上顆炎と言い、筋肉の過度な繰り返しの牽引(短橈側手根伸筋、総指伸筋)により外側上顆に付着する筋肉が炎症を起こす状態です。
テニスではバックハンドストロークを、手打ちでスイングしている方のほうが多くなりやすくなります。
テニスをしていない一般の方達は雑巾を絞る動作、重い物などを片手で力任せに持ち上げるとなりやすく、痛みも出やすいです。
基本的にどちらも使い過ぎ(オーバーユース)で負担が蓄積されていき痛みが出るケースがほとんどで、直接外側上顆を打撲し痛めるケースはとても稀です。
前腕、上腕、肩(肩甲骨周り)周辺の筋肉の柔軟性、肩関節の可動性を上げていき、手打ちではなく体全身を使ってスイングする事で肘に最小限の負担でテニスをする事ができます。
一度痛みが出始めてしまうと痛みが引くのが時間がかかり(個人差あり)ますので、多少の違和感や、過度に肘を使ってしまったという時はケアをする事をお勧めします。
当院ではテニス肘になる前のケア等も行っていますので、気になる方、不安な方はぜひお問い合わせください。